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B&B潮風 ~B&Bはサイクリングの味方です~

目が覚めると小雨が交じりの朝だった。空は明るいからこれからたくさん降ることはなさそう。

「しぶやさーん、雨みたいですよ」

「・・・止めよっか」

ま、きらくな旅ですしね。がんばって走ることも無いかと思いつつ朝食を食べにダイニングへ。

「おはようございます。夕べはすいません、遅くなりまして」

そうだった。我々は夕べ「辰兵衛」で時を忘れて遊んでいたため、すっかり帰宅が遅くなってしまっていたのでありました。「B&B潮風」は向島で長らく小学校の教師をされていた女性オーナーとオーナーのお母様が経営している宿なのに、予定時間を大幅に超えて深夜と言われる時間に我々は戻ってきたのでありました。

「まぁ、気にしてませんよ」とオーナー

楽な宿です。取り立てて気を遣うでもないようで、ささやかに気を遣ってくれている距離感が心地よい。

B&Bと言えばその名の通り、朝食付きの宿だ。日本的に言えば「片泊まりの宿」。尾道のような食が充実している街では、必然的に宿の滞在時間も短くなるし、夕食だけ職人が凝って作って、朝食は質素。といった日本の旅館にありがちなスタイルよりは、朝から自転車で行動するために、しっかりとした食事ができるB&Bは経済的だし自転車旅行にはぴったりのスタイルなのだ。

ダイニングから庭を見て
ダイニングから庭を見て


しかもこのB&B潮風の朝ごはんはすこぶる美味だったからまた嬉しい。
朝食は和洋どちらかを選べるので、渋谷さんと僕で和洋を選ぶことに。

「家庭料理ですから」

と言うのは料理担当のオーナーのお母様。とんでもありません。僕は実家でこんなにきれいに炊き上がって煮物や美しいお膳に乗った家庭料理を見たことがありません。
聞けばお母様も学校の教師をされていたとのこと。
どうりで料理も含めて、部屋のそこかしこに文化の香りがする宿なのでありました。

和朝食
和朝食

和朝食のママカリ
和朝食のママカリ

洋朝食
洋朝食


閲覧自由な書籍

しまなみ海道の自作フォトブック
しまなみ海道の自作フォトブック

ベッドルーム
ベッドルーム

オーナーとお母様
オーナーとお母様

ベッドルームは洋室が2つと和室がひとつの合計3部屋。今回は部屋に空きがあったので贅沢に1人一部屋を使わせてもらいました。オープンが2007年なのでまだまだ穴場の宿。我々のほかに客は名古屋から来た一人旅の女性のみ。やはり島を瀬戸内海の島を巡るようです。

Bromptonの折りたたみに興味深々
Bromtonの折りたたみに興味深々、ご自分でも2泊してしまなみ海道サイクリングをしたことがあるそうです。


食後の語らい
食後の語らい。


の~んびりと、コーヒーをすすり、四方山話をしているうちに、雨も上がってきたようです。

「さて、出発しますかね」

「しまなみ海道」を巡るロングスローサイクリング、2日目のスタートです。

ありがとう。潮風さん、またおじゃまします。

B&B潮風B&B潮風
広島県尾道市向島町16058-44
TEL:0848-44-0691 
HP:http://island.geocities.jp/sonoo_py/home.html
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テーマ : ポタリング - ジャンル : 旅行

向島を横断 ~向島よいとこ一度はおいで

さて、ここからがいよいよしまなみ海道の始まり。

本日のスタート向島は島の向きによって、その特徴が大きく変わる島。の尾道に面した一帯は思いがけずけっこうな住宅街。平地の少ない尾道の中心部に比べ、平坦な場所の多い向島は尾道のベッドタウンとしても開発されてきた様子。大きな造船所もあって工業が町を支えています。対して島の西側を、しまなみ海道推奨ルートに沿って10分も走ると、風景は一変。みかんの島へと変わります。

島の西側
島の西側、岩子島を望む


車も少ないほぼ平坦なルートは快適そのもの、海流の流れの速い海峡を覗き込むと、浅いブルーの透明度の高い水の中に、小魚のウロコがキラキラと光って見えたのでした。

「いや~、このあたりいいですね~」

「ホント、なんか暮らしてみたい感じだね」

文化と歴史の詰まった尾道の街から、瀬戸内の自然への鮮やかな景色の切り替えが嬉しかった。

途中で立ち寄ったテントで柑橘を販売している「丸富青果」さんには、いろとりどりのフルーツが並んでいた。
「みかん、ネーブル、伊予柑、はっさく、デコポン10月から6月までの間ならなにかしらこの島で採れるフルーツを売っているよ」とご主人。夏も良いけれど、風薫る秋や早春も楽しめそうです。

丸富青果のお二人
丸富青果のお二人。仲良しの美男美女です。


美しい「歌島」を往く

周囲27キロの向島のうち、しまなみ海道の推奨ルートはわずか10キロ弱。ゆっくり走っても30分程度で因島大橋まで辿りつけてしまう距離だ。にも関わらず向島の景色の印象は鮮烈に残っている。それは平安中期に和泉式部がこの地に滞在し、歌人を集めたという伝説から「歌島」と呼ばれていることに由来するのかもしれない。大きな観光施設もないし、店も無い。ただ島々の織り成す景色と、美しい浜辺、そして遥か昔からそこにあるかのごとく自然に溶け込んだ橋。歌詠みはできなくても、良い年をしたオッサン二人をとっぷりとロマンに浸らせてしまう「歌島」は今も確かにここに存在した。

因島大橋
因島大橋を望む

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