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因島大橋 ~祝!初の海峡越え~

しまなみ海道の橋を渡る。


「しまなみ海道」は自転車道も整備された本州と四国を結ぶ道路の名称。
つまり、経由する7つの有人島の全てを橋を通って自転車で渡れるようになっているわけです。
橋を渡るには、自転車用のスロープを使って橋の入り口まで登ります。その高さは約30メートルから50メートル。若干距離はありますが、キツくならないように勾配を計算しているので、怖がらずにゆっくりと自分のペーズでチャレンジしましょう。

と、いうわけでいよいよ我々も最初の橋因島大橋へ挑戦。当初若干ビビッていたのだが、

おたみ「あれ、以外と楽ですね」

しぶや「さすがに考えてるよね」

と、楽々クリア。昨日の千光寺山クライムが、効を奏したのか定かではないが、この勾配なら女性や脚力の無い方でも問題ない。因島大橋は2階層になっていて、自転車は下の道を走ることになっている。眺望は若干限定されるが、それでも美しい景色を眺めながらの初渡橋は清清しかった。

因島大橋入り口
因島大橋への入り口

橋までのスロープ
橋までスロープを登ります。

橋入り口
原付とも別れて自転車と歩行者は専用道路へ

料金箱
現金かチケットを料金箱へ

チケット
チケットはレンタサイクルステーションなどで購入できます。
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因島 ~しまなみ海道随一の工業島の素顔~

ついに2島目、因島(いんのしま)への上陸を果たした我々は、推奨ルートを通り生口橋方面へと向かった。まだ、宿を出発してから1時間。さいさきの良いスタートにご機嫌の我々なのでありました。
生口橋方面へ


恐怖、恐竜出現!モアイ出現!トレーラー出現!

向島から渡ると、因島はまた全く趣きの違う島だった。瀬戸内に限らず島旅の楽しさは、その島ごとの特色の違いを感じること。島が違えば言葉も代わるし、文化も変わる。愚弟的にはなんだかわからないけれど、その違いを楽しむこともしまなみ海道サイクリングの目的のひとつだったのだけれど、この因島はかなり強烈な違いを見せてくれた島なのであった。

向島ののどかな風景から、更に本州から遠くにきたとくれば、もっと田舎かな~と漠然と思っていた我々の想像は脆くも崩れ去った。橋を降り坂を下ると、我々を出迎えたのは巨大な首長竜だった(もちろん模型)、そしてその5分後に出会ったのは何故かモアイだった。道を走れば、30分橋ってもほんの数台しか車にすれ違わなかったのに、狭い道を鉄骨を積んだ大型トレーラーが内輪差ギリギリで、2車線の道路を走り抜
けていく。

モアイ
なぜモアイ・・・


トレーラー
なぜトレーラー・・・


「しぶやさーん、さっきから一体なんなんですか、この島は」

思わず僕は叫んでしまった。

といったところで自分同様初上陸したしぶやさんが答えを持っているハズがない。
今はただ、この本土の走りにくい道のような一体を一刻も早く抜けることを考えよう。

みかん畑の奥の鉄工所
みかん畑の奥は鉄工所


町並み
これは、これで旅情をそそりますが。。。


とりあえず、5キロほどの車線の狭い地区を抜けたところで小休憩。

おたみ「なんなんですかね、この島」
しぶや「いや、わかんないね~」

後ほど判ったのだが、現在合併で尾道市の一部になった因島は2006年まで独立した市だったのだ。当時の因島は造船業が盛んな瀬戸内海でも指折りの工業島で、1983年に尾道市と橋で繋がるまでは、産業のインフラは島で賄うことになっていて・・・。と聞いて、とりあえず納得。

でも、恐竜にモアイって。

快適なサイクリングは期待できませんが、面白メガネで見ればかなり濃密な探索ができる因島。でも実は結構周囲の風景とのコントラストが面白かったりします。

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「ふるさと100選」重井町の旧家が面白い

もうひとつ街好きな人なら楽しめるエリアが重井町近辺の集落。

「なんか変わってるよね、あれ」

狭い道路を走行中に渋谷さんが語りかけてきた。

重井町の旧家
んんん~~~?


重井町の旧家
確かにっ!!!


どうやらこのあたりだけこのような昔からのデザインの屋根瓦や窓枠になっているようだ。

で、さっそく街の人に聞いてみることに。
疑問に思ったことは即座に聞くのが鉄則だ。

「あのう、この瓦なんですけどちょっと変わってますよね~」

畑で仕事中だった奥様は、答えに詰まったらしく我々を
「このお家がこの辺で一番立派ですから、こちらでお聞きになってください」
と連れてきていただき、大旦那さんを呼んでいただいたのだが、
この大旦那さんは既に、耳が遠くなっているらしく、

「あのう!どうして! この辺の屋根はこんな形をしているんですか!」
と聞いても

「ぁぁぁ、この辺は昔からこの形だよぉぉぉ」

・ ・・残念ながら、何を聞いてもこの繰り返しに。
疑問に思ったことを即座に聞いても、望む返事が無いこともあるわけで・・・。

旦那さんすいませんね。お手間をおかけいたしまた。

後日談
2009年1月に発表された「日本のふるさと100選」に広島県とかまなみ海道の地域で
唯一選ばれたのが重井町でした。伝統がはぐくんだ、素晴らし意匠が評価されたのでしょう。
重井町のみなさん、おめでとうございます!

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○○○グラフティにも会える!?~風情が香る土生の街をポタリング~

無念のイカ焼きサイクリング

さて、いろいろな意味で趣き深かった因島ですが、しまなみ海道の推奨ルート通りに行けば、次は生口橋を渡って生口島へ行くのが通常。が、しかしまだなんとなく因島の全体像を把握していない気がしていた。
それは、尾道の居酒屋「辰兵衛」から聞いた裏ネタ、「土生港フェリー乗り場のイカ焼きがイカしいる」がアタマの中に残っていたからだった。今日は生口島をざっと走り、さらに渡船に乗って橋で繋がっていない離島の岩城島までいく行程だ。正午を迎えた時間からすると、よりみち時間が足りないかも。という不安はあったものの、

「いかなきゃいかんでしょ。イカ焼き」

という渋谷御大の一声でいざイカ焼きを目指して、生口橋の下をすり抜け島の東端にある土生港を目指したのでありました。ま、これも人の縁ですしね。

で、ロングスローサイクリングと銘打ったものの、健康な男性がメリハリ無く走っているのもナニってものですし、土生港までの4キロはスピード走行で行くことに。平坦な古い港町を風のように(自分のイメージですけどね)駆け抜ける。文句無しに気持ちが良い。そしてBromptonもbd-1も本気の力にしっかり応えてくれる。作りの良い自転車はやっぱり良いなと思える時間だった。そして汗がじんわりとにじんできたころに港に到着。“お疲れのビール”にはまだ早いけれど、その代わりにイカ焼きが我々を待っている。

「待たせたなイカ焼きよ!」そう心で叫んだ、瞬間目に飛び込んできたのは、衝撃的な文字だった。


今日はお休みさせていただきます。

「いらっしゃいませ、今日はお・休・み・さ・せ・て・い・た・だ・き・ま・す」

あれれ、汗でにじんだのか良く文字が見えないや、アハハ。
よく目をこするもう一度

「今日はお休みさせていただきます」
確かにそう読めてしまった。

「あああぁぁ、セイラさぁーん」

えっーっと、歳がバレるのでこれ以上無様な醜態を晒すのは止めておきます。

たとえようの無い悲しみに打ちひしがれながら、現実を受け入れられずその場を去るまでに10分もの時間を要したことは、容易にご想像いただけるかと思います。

無念のイカ焼きを眺めるしぶやさん
無念のイカ焼きを眺める。くるくるピィッッアとせんべいサンドもやたらと気になります。


怪我の功名。土生ポタリング

土生港フェリーターミナル
なんだか役所のような、土生港フェリーターミナル


大人なので、すっかり気持ちを切り替えた我々はフェリーターミナルを出て次のプランを立てることにした。
すると

「この街ってなんだか楽しそうじゃない?」

と渋谷さんが言ってきた。確かに良く見れば、さっきまでの因島の走りにくい道と違って、この土生までの
道は交通量も少なく、漁港と昔からの商店街が軒を連ねるなんだか魅力的な道だった。フェリーターミナルの周りにも鄙びた風情の、でもちゃんと営業している店が軒を連ねている。

「せっかくですから、昼ごはんをココで食べていきましょうよ」と僕。

上等です、だって寄り道の旅なのですから。

土生の街をサイクリング
ポタ~っと、土生の街をサイクリング


平日お昼時の土生の街は人もまばら。ちょうど60歳くらいの男性の4人連れが歩いていたので土生の街の見を聞いてみた。

「あんまりないけどね、日立が無くなっちゃったから」との答え

土生の街は造船によって発展した街。それも日立造船という会社の企業城下町だった。日立造船因島工場の歴史は古く、100年にも渡って街の産業を支えてきた。2006年に国外の投資会社に売却されて、日立造船と因島との関係は大きく変わることになるのだが。我々が聞いた男性の声には、島を支えた大黒柱を失った寂しさがあるように感じられた。
瀬戸内海に橋が無かった時代、今よりもっと濃密な関係だったであろう島と造船会社。それはまるでひとつの独立国であり、島の暮らしの大部分に関わっていた。幾筋も延び、入り組んだ商店街は、島の規模からすれば迷路のように巨大だ。高度成長期には活況を呈した、華やかだった街の名残をそこかしこに見ながら、我々は静かな街をゆっくりと流した。向島の素朴な光景とは正反対だけれど、因島はちょっとセンチメンタルになれる人間臭い島だった。

Paper Moon
中にはお洒落なお店も。

因島出身の…
因島出身です。

パン屋さんで雨宿り
パン屋さんで雨宿り


朝にすっかり上がったと思った雨がまたぶり返してきて、雨足が強くなってきた。どこかで雨宿りと思い、パン屋さんの軒先をひととき借りた

イカ焼きの一件以来行き場の無い空腹感を抱えた我々は、今や視界に入った食べ物全てを食い荒らす「飢餓状態の野獣」と化しているので当然、パン屋さんのアンパンにも手が伸びる。むむむ、美味いな~。
そしてノスタルジー感がパッケージからあふれ出ている看板商品「無漂白・高級食パン」なるものに目が言った。これも食べたいな~。

イカンイカン、このままじゃケースの商品端から食べちゃいそう。。。
「おじさんこれも・・・」と、喉まで注文が出かけ、立ち食いでおなかを満たしてしまいそうになったその刹那、野獣の視線にお好み焼きの文字が眼に入った。

高級食パン
無食に終わった高級食パン。次回のリベンジ相手です。

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鉄板越しの真剣勝負、「お好み 越智」

広島風のお好み焼きを出す「お好み 越智」は、ワンルームほどのスペースに鉄板がひとつと、その鉄板を囲んで丸イスが6脚程度あるだけというコンパクトな店。友人の家を訪ねて、玄関だと思って勢い良く扉を開けたら、いきなり家族が食事中の食堂だった。という感覚(どんな感覚だ)の非常にコンパクトな店。もっとも店外からはそんな店の様子は一切見えないし、メニューも無いし、しかも店の入り口、直ぐ隣の扉はパチンコ店の景品交換所とくれば、入店時には軽い勇気を試される店でもあります。

さて、そんな「お好み 越智」は土生の街の中で長らく愛されてきた有名店。この店のお好み焼きは、お客さんのテーブルであり、調理場である鉄板で作られる。お好み焼きだから当たり前といえば当たり前だけれど、この店の距離感はほとんど家庭のそれ、母親が自分のために作ってくれるお好み焼き。という錯覚をお子さんばかりのライブ感が味わえます。もう隠し事も嘘のひとつもつきようが無い近さです。

 店内では近所の奥様方が優雅にランチ中

「私は東ちずるの同級生なのよ」と奥様
「あら、違うでしょ東ちずるのお母さんと同級生でしょ」とまた別の奥様

はしゃぐ我々が東京から来たことを告げると、因島出身の有名人を引き合いに自己紹介。
時空を超えたボケでつかみを取るあたりさすがに西日本ですなぁ。

注文はうどんの麺とやきそばの麺の両方を入れた「肉玉のダブル」生地、キャベツ、麺、のしイカ、揚げ玉、豚肉などがテンポ良く投入される、島の話を肴に、目ではおかみさんの広島焼きの妙技を追いかける。
この雰囲気も全部含めて広島焼きは美味しい。見る間に形の良い広島焼きに仕上がっていく。

広島風お好み焼き

メニュー

色々な出会いの中で「越智」さんという人が非常に多い地域だ

店内の様子
鉄板越しの真剣勝負。どちらも逃げ場がありませんな。


鉄板に向かう渋谷さん
麺の入った広島風です。

お好み 越智
かなり入りにくい店構えですが、良心的な店です。


ボリューム満点のダブル肉玉も、油っ気の少なくあっさりとした生地と麺、甘辛の特製ソースで美味しく完食。これでビールが飲めたら最高だな~。と思いつつ店を後に。

暖簾をめくり外を見上げると、再び空は明るくなっていた。

「お好み 越智」
尾道市因島土生町1902
TEL 0845-22-0932
定休日  木曜日
営業時間 11:00~17:00

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