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出発の地“尾道”へ~ポタリングが心地よい港町巡り~

さて、東京駅を出てから約4時間。福山駅で新幹線を乗り換えてJRの在来線へ。福山駅は下りエスカレーター付きで、在来線との乗り換え距離短い上に、在来線ホームまではエレベーター付きと来ている◎の駅。なんのストレスもなく在来線に乗り換えて、の~んびりと車窓を眺めること15分、車窓に写ってきたのは尾道の海。いよいよ出発の地へが間近に。さて、テンションがあがってきましたよ~。

福山駅下車
福山駅、楽勝です。

尾道間近
尾道間近!川じゃなくて海なので対岸は島です。

美人車掌
レイな女性の車掌さん、お願いして目線をいただきました。

尾道駅
尾道駅でももちろん“コロコロ”です。

出発直前
出発前の勇姿です。
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テーマ : ポタリング - ジャンル : 旅行

第三の男も出現!?尾道ポタリングいよいよスタート

辿りついたのは尾道の駅、尾道は広島県尾道市の中心地で、古くから海運で栄え、今も多くの海産物が集まる商都。古寺が多く「小京都」と呼ばれ、またその地形から「坂の街」とも形容され、林芙美子や志賀直哉が居を構えた「文学の街」でもあり、小津安二郎の「東京物語」や大林信彦の尾道三部作をはじめ多くの映画に登場する「映画の街」としてもつとに有名で・・・・・・。
と、観光パンフレットに書いてあるとおり、中国地方でも屈指の観光地なのであります。

全国的な観光地である尾道ですが、渋谷さんも僕も実は尾道初訪問。


もみじ饅頭
「もみじ饅頭!」・・・観光客丸出しですね


「えーっと、とりあえずどうしましょうか」
「ラーメンでしょ。尾道ラーメン」

ほとんど長年連れ添った夫婦のような、極めて簡潔なやり取りで、尾道での初訪問はラーメンに決まったのでありました。文学とか、映画とか、いいのでしょうかね、我々。。。

目的も決まったところで出発の準備に戻り、ここで今回の旅の強い相棒がもう1人登場したのだった。その“第三の男”の名は、GPSの「ナビ男くん」必要な時に、必要なことだけを伝えてくれる誠実と無類の博識さによって我々との同行を唯一許された唯一のパートナーであり、無駄話ばかりの我々には持ちえない、スキルを持つ最強の相棒だ。

GARMIN COLORADO300
頼りになる第三の男「ナビ男くん」(本当はGARMIN COLORADO300)


なんて馬鹿話はさておき、ナビ男君も渋谷さんのブロンプトンに取り付けて、尾道ポタリングにいよいよ出発です。

尾道の中心部は、尾道水道と呼ばれる狭い海峡に面した海沿いに2キロほど細長く広がっている。細長い街の背後には千光寺山や西國寺山といった、高くはないけれど急な山がせりたっていて、山には古刹が無数に点在している。駅はひとつだけ。古い町並みには幾筋もの細い道路や路地があって、そもそも狭い町田から車の移動には適さない。公共の交通はバスだけれど、街の細部には入れない。

そう、ここまで書けば答えはわかりますよね。つまりこの街はと~っても自転車向きなのです。それも路地や古い商店街、坂や階段なんてルートぼぼちぼち巡るには、折りたたみ自転車が最強の移動ツールなのはもう言うまでもありません。

風情のある路地
こんな風情のある路地が点在しています。

商都らしくアーケードのある商店街は実に素晴らしい。特に魚屋は屋根の無い屋台(そもそも屋台というのか?)というか台車で露天売りをしている珍しい光景に出会えます。そして鮮度の良い瀬戸内の小魚を屋台で手際よく捌く“元”お姉さんの方々の気風もまた素敵です。(観光客に愛想をしないので)

露天で鮮魚
普通に露天で鮮魚です。

我々も指をくわえてじっとりと魚に視線を送ってばかりでは大人気ないので、しぶやさんが「おねえさん、ちょいと茹でタコ足を一本ばかし切ってよ」と、江戸っ子気取りで注文して、味見としゃれこむことに。

「この人じゃなきゃ、この味はだせないんだよ」と隣にいた近所のまた別の“元”お姉さんが太鼓判を押してくれた通り絶妙の塩加減。うーん最高です。

そしてちょっと食べたら本格的に小腹が空いてきたので、当初の目的どおり尾道ラーメンの有名店を探すことに。地元の方へのリサーチの結果「つたふじ」と「朱華園」が先ずは訪問すべき人気店とのこと。さっそくシャキシャキとペダルと漕ぐ我々でありました。

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尾道ラーメンの原型「朱華園」

昼前だというのにもう人が並んでいる様を見て「朱華園」へ入った我々。狭い店内はすでに何十人もの先客が、その肩を寄せてラーメンをすする壮観な光景に俄然期待地が上がる我々。ラーメンと餃子を早速注文です。

朱華園:ラーメン
ラーメン(550円)

朱華園:餃子
餃子


スープをすすると、見た目ほどくどくなく、魚介の香りがスーッと通り抜ける美味な醤油味が口の中に広がる。うん、美味~い。そして独特だったのは実は麺。食感を残した平打ち麺は、言うなればヤキソバと日本蕎麦の相の子のような味と食感。東京でも何度か尾道ラーメンと呼ばれるラーメンを食べていた僕の印象とは違っていて、軽い衝撃を感じたのでした。背油もよくあるトロトロに溶けそうな背油ではなく、敢えて固めの食感を残して炊いているところに伝統的な尾道ラーメンの個性を感じた次第です。うん、これはまごうことなき尾道の逸品であります。いまどきのラーメンではないけれど、飽きずに毎日食べられるラーメンとはこういうことなのでしょうね。

ちなみに餃子は野菜がほとんど見当たらない肉々しいパワフル系。特製のタレでいただく満足感の高いメニューで、こちらもオススメです。

朱華園「朱華園」
広島県尾道市十四日元町4-12
TEL0848-37-2077



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千光寺ヒルクライムに挑戦!~楽旅のはずがなぜか・・・~

腹ごなしも済んで、すっかり尾道が楽しくなってしまった我々2人(+ナビ男くん)。次なる目的は街のランドマークである千光寺山の山頂にある千光寺から坂の街を眺めてみる。ということに決定。街の人の話ではどうやら裏側から自転車で登れるルートがあるとのこと。

「なんだのぼれそうじゃん」
「行ってみますか」

旅はどうして、人の心をいともたやすく惑わせるのだろう。あんなに「楽な旅にしようね」って言ったのに、
駅からも、商店街からも断崖のてっぺんが目的地のそれだということがわかっていたのに、
我々はまたも自分を過信してしまったのであった。

そう、なぜかなりゆきで千光寺山クライムに我々は向かってしまったのだった。

千光寺山は標高144メートル。もちろん世間一般では山というカテゴリには入らない高さなのだが、これがまたキツかった。おそらく平均勾配は15%くらいあるのではなかろうか、これは1キロ進む間に、150メートル上に上がる斜度、3段変速のブロンプトンはもちろんのこと、8段変速のbd-1の一番軽いギアでも自転車を降りたくなる。ああ息があがる。マズい、さっきの尾道ラーメンが戻りそう。心臓が変な音を立てる。というレベルの坂と言えばお分かりいただけるだろうか、わからないって?なら仕方ないですが、どちらにしても我々は黙々と山を登り続けた。正確にいうならキツくて会話なんてできなかっただけなのだが、坂道に喘ぐオッサンの「ゼェ、ハぁ」という声が静かな裏山に溶けていったのだった。


登れば絶景千光寺公園

やっとこさっとこ上まで自転車を降りずに上りきり、口から飛び出した心臓を元にもどすため、山頂の公園の休憩所でしばし仮死状態に。

「どこが楽な旅なんだよ」

「渋谷さんだって、なにも言わなかったじゃないですか」

「もう、しまなみ海道終了した感じだよ」

と、互いの完走を称えたりねぎらったりするでもなく、互いを責めるところが我々のおちゃめ(自称)な部分ですが、まあキツかったことはキツかったけれどとりあえずクリア。

そして休憩後に展望台へ異動。眼下には尾道の町並みと、遠くには明日からいよいよ出発するしまなみ海道が、その景色は苦労した分我々には絶景に見えたのでした。

千光寺公園からの眺め
山頂から見た尾道の町並み、尾道水道(海です)の奥がしまなみ海道の最初の島向島


おちゃめなしぶやさん
猫とたわむれるおちゃめなしぶやさん


楽旅派にはロープウェイがオススメ。

千光寺公園までは、実は下の市街からロープウェイが出ている。窓口で確認したところ空いていれば折りたたみ自転車を乗せられることが判明。と、言うことで下りは一気にロープウェイで降下することに。
乗り場にて渋谷さんのひとこと。

「なんかやってること逆だよな、俺達」

・ ・・はい、ごもっともです。

下りはロープウェイで
ロープウェイなら3分で楽々登山です

みなさん、千光寺には楽に登りましょう!

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尾道グルメが止まらない~いつまでたっても尾道から出られませ~ん

千光寺を降りて我々は、尾道ポタリングを続けた。一応リサーチも兼ねているわけだから、地元の自転車屋さんを訪問したり、しまなみ海道の資料を探したりと、それなりに時間も費やしたわけだけれど、しかしこの街は美味なるものの誘惑が多い街だ。伝統的と格式を備えた老舗や、瀬戸内の魚料理を看板に掲げた料理屋、モダンなカフェやレストラン。地域の生活に密着した大衆食堂、往時の繁栄をしのばせる充実した飲み屋街。
とさすがに全国レベルの観光地だけあって我々のポタリングも、寄り道につぐ寄り道の連続。それはポタリング派にとってあたかも難攻不落の城を攻めているような、幸せな苦難を感じたのでありました。いやいや楽しい街です。

商店街で出会った「でべら」
商店街で出会った「でべら」正式な名称はタマガンゾウヒラメだそうです。さっそく購入。

しかし、ロングスローサイクリングと銘打ったとしても、楽旅だとしても時間は時間。
時間は早くも夕刻に差し掛かっていたことをようやく確認した我々は、後ろ髪をひかれつつ本日の宿へとチェックインに向かったのでした。

まるでテーマパーク、駅前から船で向島へ。

今日の宿を対岸の向島に取っていた我々。なぜわざわざ便利で楽しい、尾道ではなくて海をはさんだ向島に行ったかというと、そこにはもちろん極めて合理的な理由があるのです。

自転車を連れて、船に乗りたかったから

・・・大丈夫です。体もアタマも正常です。どうかご心配なさらずに。
尾道は坂の街であると同時に、海の街でもあります。坂の下の細長い海岸沿いは面積も限られていて、500メートルに満たない海峡で越しに接する対岸の向島(むかいしま)には、多くの市民が暮らす住宅街が広がっているのでした。そしてその海峡を渡る交通手段が船というわけなのです。
 
この渡船は尾道駅を出たロータリーの直ぐ先や、市街地の中心部からも出ていて日常の交通手段として、道路的に使われています。どのくらい日常的かといえば、時刻表が無いくらい日常的な交通手段です。正確に言えば「頻繁に運行」という表現なわけですが、運行時間中は常にピストン輸送を繰り返しているわけです。尾道市民は気軽に自転車や車を乗せて、尾道と向島を行き来しているわけです。

だからこんな楽しい交通手段に出会ったことの無い我々が興奮するなというのも無理な話。
船を使いこなす尾道市民の日常をちょっと真似したくなって向島を選んだ。というのが理由の真相なのでした。

古刹風デザインの駅前渡船
古刹風デザインの駅前渡船。信心深いですな~。


駅前渡船
普通にみなさん自転車を載せています。

駅前渡船

船内の乗務員さん
切符がないので、船内で乗務員さんに運賃を支払います。


わずか5分たらずの船旅は、しかしドラマチックだ。離岸して遠く離れる尾道の街並みを後ろにおいやりながら、流れの速い海峡をすべるように進む渡船、対岸の船着場に接岸するのかと思いきや船はさらに運河へと分け入る。狭い運河は東京なら日本橋が掛かる日本橋川の半分くらい幅で、ほとんど江戸の掘割を進むチョキ船のような感覚。ディズニーランドのジャングルクルーズのような川幅のスリリングさといえば解かるだろうか。

向島の船着場には自転車がところ狭く停められていて、船着場というよりは駐輪場のよう、この島の人々の多くは乗り場まで自転車できて、船に乗って尾道の市街地や尾道駅に行くのだろう。

船着場
船着場。というか自転車置き場ですな。


本日の宿は船着場から200メートルほどのB&B。B&Bといっても、ここは広島だし、着いて早々「もみじ饅頭」の車も見たからといって、もちろんあの漫才の名コンビのことではありません。ベッド&ブレックファストの略ですのでお間違いの無いように。

本日の宿のB&B
本日のお宿


また脱線しましたが、とにかく今夜のお宿に無事チェックイン。この宿の詳細はまた別に書くのでここでは割愛して、荷物を若干軽くした我々は、また尾道の市街へとトンボ帰りしたのでありました。


それにしても尾道は不思議な街です。しまなみ海道の完成から10年。向島と尾道の間はそれ以前から尾道大橋で結ばれ、いまや船はいくつかの交通手段のひとつ。今みられる光景は、多くの文人や映画人が筆や映像に残したかったものと比べてずいぶん様変わりもしたのでしょう。市街地にはいまどきのレストランがそこかしこにあって、市民の方々だって傍目にはなんら都会の人たちと変わりない。でも、船着場で黙々とその日上がった小魚を捌く人達や、渡船で帰宅する赤い自転車のセーラー服の女子高生など、ときおり出会う光景に、古い日本映画なのかそれとも中国の海辺の街なのか、現代の日本とは思えない光景がフラッシュバックするのでした。 ああ旅情。


船着場で小魚を下ろす人たち
船着場で小魚を下ろす人たち


夕暮れの渡船
夕暮れの渡船。学校帰りの高校生とすれ違う。

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