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プロローグ

サイクルハウスしぶや渋谷店長:「しまなみ海道を自転車で渡ろうと思うんだけど。どう?」

そんな誘いを渋谷店長から受けたのは、国内最大の自転車イベント「サイクルモード」が終わったあとだった。「しまなみ海道?・・・」確かそれは本州と四国を結ぶ自動車道で、
たしか5,6年前に近いところまで行ったことがあったような・・・。最初に聞いたときは、そんな感想しか持たなかった。
しかし、サイクルハウスしぶやのコンテンツスタッフ(まぁWEBとかイベントとかのお手伝いをしているような人間です)として、また1人の自転車ユーザーとして、渋谷店長と付き合っていて驚かされることのひとつが、彼に備わるある種の野生の勘だった。

「きっと、あそこには何かがある様な気がするんですよ」、「これからはショップも遊び方まで提案していかないと」断片的なキーワードで「しまなみ海道」をついて語る渋谷店長の言葉に、ちょっとした高揚感と冒険心がくすぐられ。そしてそれは直ぐにむくむくと僕の中で大きく膨らんでいった。「折りたたみ自転車で巡る島々の旅」ヤバイ、なんだか知らないけれど楽しそう!

その後の我々の行動は迅速だった。そう、当たり前のことだが人間興味があること対しては、思いがけないない力が出るものである。うず高く積みあがった仕事を右へうっちゃり、左にさばき、「あんた、お願いだからあたしを置いて行かないで」とすがる妻や子に背を向け、着々と計画は練られていった。

渋谷店長渋谷「今回はね楽をメインにしたいんですよ」

おたみ「楽?っスか」

渋谷「そう“楽”つまり、あまりスピードの出会い自転車で、みんなが楽しめるラク~な旅」

おたみ「そりゃいいですね」

渋谷「どんだけ楽かっていうと荷物も少なくて、カッパも持っていかないくらい」

おたみ「・・・確かにそりゃ楽ですが」

渋谷「いいの、いいの、雨が降ったら走るの止めたら良いし、畳んでバスとか船とかに載せちゃえばいいんだしさ」

今までの自転車旅行(輪行)は、確かにハードルが高かった。きっと多くの人の目に先ず浮かぶ輪行くとは、ドロップハンドルのバリバリのレーサーを手際よく工具でバラして、輪行く袋に詰め込むスポーツウェアのサイクリストの姿。いや、僕だってそうだ。日曜になれば愛車BD-1で10キロ先までポタリングを楽しんだり、鎌倉あたりまで電車に載せたりするけれど、やっぱりまだまだ輪行はハードルが高い。

渋谷「そのハードルを折りたたみ自転車で下げて、どれだけ楽~な自転車旅行をするか、それが今回の旅のコンセプトだよ」

 かくて、旅の目的はさらに明快になった。我々はいかに“楽”ができるか、装備、工程、訪問地など、およそ準備段階では“楽”とかけ離れるほどの集中力で「しまなみ海道」を調べ上げたのだった。


おたみ「2泊あればいいですかね」

渋谷「いやいややっぱり3泊でしょう」

そう、時間だって充分に取った。だって「しまなみ海道」は尾道から今治まで約80キロの道のり、ロードバイクの猛者なら一日で往復してしまう人だっているサイクリングコースなのだ。
計画は万全、装備は完璧。楽旅をサポートする最新のGPSや、不測のアクシデントに備えたスペアチューブなどのエマージェンシーまで準備は終えた。

そしてついに出発の日、集合は朝6時の東京駅。綿密な計画に見事に裏付けられた渋谷店長と僕の「折りたたみ自転車で巡る島々の“楽”旅」はスタートしたのだった
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テーマ : ポタリング - ジャンル : 旅行

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